皆さんこんにちは!
山岳トレーニーのクマ男🐻です(^^♪
今回は【『モノの価値と人の価値』がイコールになる時代】
というテーマについてご紹介していきます✨
『え?モノの価値と人の価値がイコールってどういうこと?』
って思われたかと思いますが、それらを出来るだけ分かりやすく解説していきたいと思います。
本記事は、ビジネス的な観点で話を進めていきますが、ビジネスマンだけの問題だけでなく、全ての人にとって共通のテーマです。
『モノ&人の価値』については是非しっておいて欲しい内容です(^^♪
クマ男は何者か?
申し遅れましたが、私クマ男は研削研磨の総合商社につとめている人間(営業)です。
『ん?研削研磨?』って思われた方のために簡単にせつめいします。
私の会社はモノ作りの加工に欠かせない工具を扱っており、
例えば皆さんの身近にある自動車、住宅家具、キッチン用品を作り出すための過程で必要となる工具です👍
さらに作品作りをしている職人やクリエイターに必要なツールなんかも提供しています。
つまり、モノ作りに必要なツールを幅広くあつかっており、そのような商品を専門の販売店、またはエンドユーザーに提供している会社であって、それが私の仕事(^^♪
一応、私はこれでも新規顧客開拓数では社内トップ・・・多分(笑)
そうでなかったとしても、営業所ではぶっちぎりの数字を出しています👍
そんな私が、現場の最前線で起きている現実を皆様と共有し、これから起きる事象と、それに対して備えておくべき事柄についてお伝えしていきます。
今回は記事を前編、後編の二部構成にしてお伝えしていきます。
あなたがモノを買う基準はなんですか?
消費者の購買行動の変化
従来であれば、モノには値段があり、人は値段の安いところからモノを買う。
そりゃ当然ですよね?
誰だって損はしたくないわけですから(^^♪
しかし、近年その概念が少しづつ変わろうとしてきているのを肌で感じます。
というより変わってきている。
その理由は大きく三つあって
購買行動の変化
- 値段の均一化
- 買い物は面倒くさいもの
- 信用度の高い人からモノを買う
以上、これから順に解説していきます👍
値段の均一化
これは皆さんお分かりになっているかと思いますが、今はどこでモノを買おうとも、そんなに値段の差ってないと思いませんか?
もちろん、スーパーなどの生鮮食品は、お店によって得意不得意があって一概には言えません。
しかし身近な例でいえば、家電はどこの電気屋さんで買おうとそんなに大差ないかと思います。
値段が均一化する利用も当たり前に分かるように、自分の店に訪問した顧客をよその店に逃がさないためですね。
だからみんな揃って値段を合わせてくる。
つまり値段がどこでも同じってなると、消費者にとって選ぶ基準は、『値段以外のお得感』これしかしかないわけですね。
そうなってくると、わざわざ時間かけて遠い電気店にいくのは非合理だから、少しくらい値段が高くても、
『最寄りの電気屋に行こう』とか、『ECサイトで買っちゃた方が楽だな・・アマゾンにしよう』ってなってきたりする。
そして、近年このECサイトの影響力はバカにならない。
参考までに以下のグラフをみて欲しい⇩

"2025年、人は「買い物」をしなくなる" 望月 智之 著 よりグラフを引用
このように、毎年推移していることが分かる。
ECサイトのAmazonを利用されている方なら分かると思うが・・・
値段が大して変わらないのであれば、Amazonでポチった方が圧倒的に楽なのだ。
スマホの操作に長けている方なら、商品検索から決済まで1分もかからずに出来るはずだ👍
しかもオンライン決済だから、財布からお金やカードを出す必要もない。
だから、値段以外に消費者にお得感を提示できなければ『時間的、労力的コストで負ける』
簡潔に言えばAmazonに負けてしまうとも言える。
そういう構図が出来上がってきている。
買い物は面倒くさいもの
先ほど、値段が均一化した中で、消費者に値段以外のお得感を提示できなければ、
『時間的、労力的コストで負ける』とお伝えしました。
移動そのものが消費者にとって煩わしい、つまり買い物に行くのが面倒なアクションであるということ。
実はそれ以外にも消費者にとって面倒だと思うことがあって、先ほどグラフを引用した著書ではこのように紹介されている。
消費者が面倒だと感じていることがある。それは、「商品を選ぶ」ということだ。たくさんの中から一つの商品を選ぶことも、実は面倒くさい作業の連続なのである。
出典:2025年、人は「買い物」をしなくなる"(
望月 智之 著)
そう、物を選ぶ行為そのものが面倒なのである。
ぶっちゃけ、今やアマゾンでは似通った製品が膨大に溢れていて、なにを買っていいのか分からなかったりしませんか?
しかも、製品の質もそんなに変わることがないし、レビューも信憑性が薄れてきている・・・
だから『これだ!』といってなかなか選べない・・・
そうすると意思決定に時間がかかり結局購入に至らないケースもあったり・・・
つまり、これがモノ選ぶ面倒臭さである。
じゃ~一体なにを基準にモノを買ったら良いのだろう?・・・
信用度の高い人からモノを買う
さて、モノの値段が均一化され、さらに選ぶことも面倒くさくなってしまった・・・
そこで台頭したのが『インフルエンサーマーケティング』と呼ばれるものです。
これにより、影響力のある人間が紹介する商品を世の中の人が買い始めたのです。
皆さんはこんな経験はありませんか?
あなたが愛してやまない超有名ユーチューバーが動画で自分の愛用している商品を熱弁していたらどうですか?
『このプロテインは、アミノ酸スコア100❗しかも国産大豆の無農薬栽培でから作られているから安心安全👍私の今の体はこれなくては存在しません💪
みたいなこと言われたら、恐らくこのプロテインは飛ぶように売れ、メーカーの倉庫から一瞬でなくなることでしょう・・・
それはなぜか?
彼らには絶対的な信用があるからだ!
彼らは自分の好きなモノ以外は紹介しないし売らない
その理由も、彼らは自分の信用度の高さでビジネスをしているからだ。
インフルエンサーと呼ばれる人達は自分の信用を落とすような行為はしないため、フォロワーから絶大な信用を得ている。信用がお金になることを知っているから。
以上のように、これからの時代は『誰からモノを買うか?』になってくる。
つまり信用度の高い人からモノを買う構図が出来上がる。
これから企業は信用度の高い人材を必要とする
先ほど、個人の信用度の高さでモノの価値が高まるとお伝えしました。
当然ながら、製品を売りたい企業は信用度の高い人材が欲しくなる。
実際、ユーチューブやSNSで信用度が高く影響力のある人間には、企業側から広告依頼があったりする。
自社製品の付加価値を与えるためには、誰よりも認知され信用度の高い人の力を借りないと売れない時代に直面したからだ。
だからこそ、どれだけ品質の良い商品であっても、紹介する人間に価値がなかったら不良在庫となってしまうのだ。
つまるところ、個人の価値=商品の価値=企業の価値が相対的に比例することが分かってくる。
個人のブランディングが必要な世界

dav
私は自信、会社の肩書に価値はなくなると思っている。
実際問題、私の勤めている会社は、その業界ではそこそこ知名度があり、社会的信用度も高い会社である。
でもだからといって、新規で訪問したお客さんに自社の名刺を渡しても
『あ~○○さんね。名前は聞いたことあるよ!』
『○○さんはそういう商品を扱っているんだね・・・でもうちは他のところから買ってるから別にいいよ!』
といった感じで終了・・・
いくら立派な名刺をもっていても、そんな感じで終了するのがオチだ・・・
なぜなら何度も申し上げているように、
- モノの値段の均一化
- 買うことの面倒臭さ
当然、価格は大して変わらないし、付き合いのない企業からモノを買うのは取引口座の開設、取引条件の確認など、とにかく面倒くさいことばかり、
わざわざそこまでして買うメリットがないわけだ。
では、買うメリットを生じさせるためにはどうすば良いか?
答えは簡単!
相手に信頼してもらうしかない。
つまり信用度の高さである。
信用とはなにか?
例えば高級腕時計の『ロレックス』や『フランク・ミュラー』があるのはご存知かと思う。
これらの時計は機能が良いから高いわけではない。
しかも高級腕時計は意外と壊れやすかったりする。
これらがなぜ高くても売れるのかというと『ブランド力』があるからだ!
ブランド力は機能や品質に関係なく、その名前だけで価値ある商品として認められている。
つまり信用されているということだ。
だからあなたは自己のブランディングが必要となってくる。
相手に価値ある人間だと思ってもらえるように・・・・
さて、今回はここまでとして、後編は近々公開したいと思う。
参考までに、自己ブランディングに関する記事を下記に添付しておくので参考にして頂けたら幸いです。
次回は、『相手の予想を超えていけ!あなたの価値が認められるために!』
についてご紹介していきます(^^♪