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俺がよく知っていたあいつを、俺は何も分かっていなかった・・・

俺が知っていたあいつは・・・・何に怯え、何に悩みながら逝ってしまったのだろう・・・

 

皆さんこんにちは(^^)

山岳トレーニ~のクマ男です!

 

今回は、私がかつて体験した「友人から学んだ出来事」についてシェアをしていきたいと思います。

 

ぶっちゃけ、内容がけっこう重めなので、覚悟してお読みください(-_-;)

 

これから私の過去体験を話していきます。

 

今から語る内容は、

これから生きていく時代の中で、私達が意識しておかなければならない課題だと思っている。

 

どうか最後までお付き合い頂きたい。

 

突然の友人の訃報

 

当時のクマ男は北アルプスの涸沢でスキーを楽しんでいた。

 

周囲には日本の名だたる明峰が連なり、360度どこを見ても山しかない。

 

 

季節は4月の終わり

 

岩肌にはお化粧をしたかのように雪が被さっている。

 

私は気の合う山岳スキーヤーと、毎年ここを訪れ、40kgを超える荷物を背負い、片道15時間をかけ北アルプス最高峰の奥穂高岳を目指す・・

 

それに対して滑走時間はなんと30分程度(;'∀')

 

ここは、そんな頭のいかれたヤバイ輩が集う場所。

 

 

私はそんな頭のぶっ飛んだ仲間といるのがとにかく楽しい。

 

今回も3泊4日の長旅を楽しく過ごす・・・その予定だった。

 

2日目の夜にその気持ちをひっくり返す出来事が起きた。

 

普段鳴ることのない私の携帯電話が突然なった。

 

『クマ!大変だ!あいつが・・・危篤状態で病院に搬送されたらしい・・・かなり危険な状態だ』

 

これから語るあいつとは、私の中学、高校の同級生のある友人である。

 

あいつの性格

 

彼はいつも強気で常に喧嘩腰・・・

頭のいいやつだったので、基本的に知恵のない私はいつも彼にバカにされていた(-_-;)

 

そして彼は札付きの悪でもあり、学校でタバコや酒の飲酒は当たり前。

 

ただ、喧嘩はあまり強くなく、

力勝負では私に勝てるわけがないのに、いつも本気で殴りかかってきていた(笑)

 

もちろん、私はボコボコに返り討ちにしてやったが、彼は絶対に負けを認めなかった。

そう、彼は意地でも敗北を認めない強がり屋さんなのである!

 

しかし根は意外にいい奴(笑)

 

そのためか、クラスのなかでも何気に人気が高かった。

 

当然、彼は認めたがらないが、いじられキャラとして確立されていった。

 

そんな彼と私は、友人の中ではとりわけ交流が深かったと思う。

その彼が、この世から消えようとしていた・・・・

 

彼の存在が消えた世界

 

翌朝、さっそく山を下山した。

上高地までたどり着き、そのままバスに乗り込む。

 

私の車の置いてある駐車場まで片道40分。

バスに揺られているとメールが入る・・・携帯を開きたくないと思った・・・

 

「クマ、あいつ逝っちまったよ・・・」

 

その文面を見た時、あまりにも実感がなかった...

そして世界が少し歪んで見えた・・・

 

婚約者から聞かされた彼の真実

 

その後、メールでお通夜の詳細が届いた。

 

翌日、気慣れない礼服を身に着け出席。

 

久々に同級生と顔を合わせ、他愛のない会話をこなした。

 

その後のお斎では、彼と仲の良かったメンバーが残り、彼との思い出話に花を咲かせた。

 

しばらく30分ほど彼らと話をしていると、1人の女性が私の隣に寄ってきた・・・

 

「あの~もしかして、あなたがクマさんですか?」

 

彼女が私にそう尋ねてきた…

声に愛嬌があり、笑顔が素敵で親しみやすい小柄な女性だ。

 

「え~そうですが…あなたは?」

 

私がそう尋ねると、なんと、亡くなった彼の婚約者だった。

 

その年に、結婚する予定だったそうだ…

少し彼への憎しみが込み上げてくる。

 

彼女は続けて語りかけてくる

 

「彼ね、ずっとクマさんの話しばかりするんですよ!』

「あいつはすげぇ~、とにかくあいつは凄いやつだってね!とにかく楽しそうにクマさんの自慢ばかりするんですよ!」

 

さらに彼女は目頭を熱く語りかけてくる・・・

 

「クマさんはスポーツで全国大会に出てるし、今では夢中になれる趣味があって、あいつは凄い、あいつが羨ましいって言っていたよ!」

 

その瞬間、私は人目をはばからず泣き崩れた…

 

「あいつ、そんな風に俺のこと思っていたのか…」

『あいつが生きている間、一度でも俺のこと褒めたことなんてなかっただろ・・・なんで・・』

 

それが、彼が最後に残した私への思いの言葉だった…

 

その後、婚約者から彼の死因、そして最近の彼の健康状態を教えてもらった。

 

死因は多臓器不全

率直に言うとアルコールが原因だ

 

毎晩狂ったように酒に溺れ、肝臓はほぼ機能を失っていた・・・

 

それでも彼は何かから逃げるように酒を飲み続けたという・・・

 

もちろん死因については非公表なため、彼の親族、そして私と特定の人物しかこの事実を知らない。

 

事実を知っている者の中には、『あいつ昔から酒好きだったもんな!体を壊すほど飲むなんてどうかしてるよ・・・』

と言い出す者もいたが、それで彼の死を片付けてよいものなのか?・・・

 

婚約者の彼女はこんなことを言っていた。

 

『彼、なんかとても寂しそうでした。』

『酒を飲んでいる姿が本当に苦しそうで・・・でも弱音は吐かないんですよね』

 

そう悲しそうに語っていた・・・

 

さらに深く踏み込んで、彼の仕事の立場や、人間関係なども教えてもらった・・・

 

私は次第に、彼の本当の姿が見えてきた。

 

そして明確に分かったことが一つある。

 

『彼は生きることが辛かった』

 

強気で気丈に振る舞う彼は、そのキャラでい続けることに疲れたのじゃないか・・・と私は思っている。

 

私は彼のことを知っているようで何も分かってはいなかった・・・

 

いつも強がりで、弱音を吐かない彼の本質は、『脆くて繊細で弱い自分』

 

でもそんな惨めな自分を露呈するのが怖く、認めるのが怖かった。

 

 

あなたの周りにいませんか?

 

以上、彼の心理については私の臆測であって、実際のところは本人の口から聞かなきゃ分からない。

既に確認する術はない・・・

 

でも、恐らく私の読みは間違ってはいないと思う。

 

そもそも、人間が落ち込まないなんてありえないし、悩みを抱えてないわけがない。

それを一人で全て抱え、誰にも相談できず彼は孤独に死んでいった。

 

あなたの周りで気丈に振る舞い、自分の弱さを見せない人はいませんか?

 

その人のことを理解したつもりになっているだけで、その人は底知れぬ闇を抱えているかもしれない。

 

今もその人はエッジのきいたナイフを片手に自分を切りつけているのかもしれない。

 

彼らは、そんな自分の闇を他人に見せたりしないし、口にすることもしない。

 

弱い自分は自分らしくないと自分に言い聞かせ、周囲に大きな自分を見せようと努力する。

 

しかし、あなた達は気づかない、

そんな彼らの振る舞いが普通だと思い込んでしまうから。

 

でも、今から心がけてみよう!

明るく元気に気丈に振る舞う人、

そして自分の弱さを露呈しない人は疑え!

 

その人は本当のことを語っていない。

辛くても辛いとは言わない。

悲しくても悲しいとは言わない。

 

そんな彼ら、彼女らを相手に・・・

あなたはどのように接していきますか?

あなたの考えを聞かせて欲しい・・・

 

引き続き、このテーマについては改めて語っていく。

より踏み込んで、なぜこのような状況が発生してしまうのか?

それを解いていきたい。

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