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【日本の空き家問題の救世主「カチタス」の将来性を考える!】

皆さんこんにちは('ω')

クマ男です🐻

 

今回も引き続き空き家シリーズということで⇩

【日本の空き家問題の救世主「カチタス」の将来性を考える!】

 

というテーマで話をしていきたいと思います。

(※なお、今回は前編、後編に分けて解説していきます。)

 

さて、前回までは「空き家の問題点」についていくつか触れてきました。

【日本はなぜ空き家が増え続けるのか?】増える理由と放棄される原因

 

その中で「行政や個人の負担」「空き家が増える理由」についてザックリ解説してきました。

 

そんな中、今回の記事では「空き家対策銘柄の紹介」ということで話をしていきたいと思います。

まあ、つまり投資の儲け話ということです(笑)

 

「株式会社 カチタス」とは?

 

さっそくですが「空き家対策銘柄」として有望だと思う企業を一社ご紹介したいと思います。

 

どの企業かと言うと、中古物件の売買を手がけている「株式会社 カチタス」でございます。

カチタスとはどんな会社かと言いますと、主に地方で中古物件の住宅を販売する不動産会社になります。

 

しかし・・・

ただ単に中古物件を販売しているだけでなく、こんな特徴があります⇩

「我々は市場価値の低い空き家を仕入れ、リフォームによって付加価値をつけ、新築の半額程度の売りまっせ!」

 

という、まさに「大改造!!劇的ビフォーアフター」をやってくれて、お手頃価格で提供するという、なかなか珍しいタイプの不動産会社です。

 

しかもターゲットを空き家問題を抱える地方に絞っているという特徴もあって、他の不動産会社にはあんまりないビジネスモデルです。

 

まさに会社名のカチタスとは、この市場価値の低い空き家に「価値を足す」というところからきているわけですね。

 

今までの投稿で何度も言ってきましたが「これから空き家問題がマジで深刻化しますよ!」とお伝えしてきましたし、行政や個人にとっての負担も「なかなかエグイ!」ともお伝えしました。

 

だからこそ、この問題は国策として対処しなければいけない未来がくると思い、このカチタスという会社に目をつけているわけでございます('ω')

 

しかしながら、こんな疑問が湧いてきますよね?

「いやいや、でもさ、空き家がトレンドになるといっても、本当にこの会社にそんな将来性や価値ってあるの?リスクはないの?」

 

そう思う方も多いのではないかと思います。

確かに時代のトレンドにのるかもしれないといっても、本当に将来性のある企業なのか気になるところです。

 

カチタスのビジネスモデルと流行る理由を考える

 

カチタスのビジネスモデルは、先ほどもお伝えしたように「市場価値の低い空き家を仕入れ、リフォームによって付加価値をつけ、新築の半額程度の価格で販売する会社」だとお伝えしました。

 

で、ここで肝心なのは「新築の半額程度の価格」というのが肝かなと思っています。

 

では、なぜ新築の半額程度が肝なのか?

それを説明するためには、まずは日本の住宅をどんな人達が買っているのかを把握する必要があります。

 

ということで、添付した⇩のグラフをご覧ください。

 

これは、総務省統計局(住宅・土地統計調査結果)のデータをもとに作ったグラフで、直近5年間に建築された持ち家の推移(1998年~2018年)になります。

 

1998年~2018年にかけて、世帯主の年代別の動向になるのですが、ご覧の通り2018年にむかって全年代で減少傾向にあるのが分かるかと思います。

しかも、もっともボリュームの多い35~44歳の建築数が顕著に少なくなっているのが分かりますよね?

 

気になるのは、一体なんでこんなに右肩下がりになっているのでしょうか?

 

日本の35~44歳は20年で相対的に貧乏になった

 

まず絶対無視できない要素として、人口減少は考えなくてはなりません。

しかし、それ以上に考えなくてはならぬ問題があります。・・・

 

「将来への不安」です!

特にお金の問題がデカイと思っていて、日本はバブル期以降、賃金の低下がけっこう酷い状況です・・・

 

2枚目のグラフをご覧ください。

 

これは厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査」をもとに作成したグラフで、日本人男性の給料の増減(1999年~2020年)をあらわした表になります。

 

ご覧のとおり、もっとも家を購入していると思われる年代(35~44歳)が20年で約10%と劇的に下がっているのが分かりますよね?

 

さらにさらに、出所元が異なりますが、35~44歳(男女)の給与額の推移を時系列にまとめた3枚目グラフもあるのでご覧ください⇩

 

 

どうでしょうか?

面白いくらい35~44歳の給与額が減っているのが分かりますよね?

もはやこれが現実、私も30代後半なので撃沈ですね・・・

 

つまり、家をもっとも購入する年代層が相対的に貧乏になっていることが分かるかと思います。

 

確かに直近では少し回復傾向にあったようですが、昨今のコロナ不況&インフレ懸念から、今後の伸びが鈍化するどころか、また下落するのではないか?

果たして住宅を購入する余裕はあるのかなどなど、けっこう疑問です・・・

 

もう一つ、収入減少が住宅購入の足かせとなる理由について説明したいと思います。

それについて、また面白いデータがありますのでご覧ください。

 

⇧は総務省統計局(住宅・土地統計調査結果)のデータを用いて作ったグラフになりますが、これは世帯の収入別の持ち家建築数の推移になります。

つまり、直近5年で家を買っている人達(世帯)の年収になります。

 

これも傾向がとても分かりやすいですね。

世帯年収が「500~1000万円」レベルがもっともボリュームが多い!

しかし、2018年にかけて著しい減少傾向がみられます・・・

 

その理由は、先ほどもお伝えしたように、もっとも住宅を購入していると思われる35~44のお財布事情が厳しくなっていることが大きな理由の一つではないかと思います。

 

もし私のここまでの論理が正しいとするならば、住宅価格というのは大きな壁であり、相対的に貧乏になっている35~44歳代の消費を促すためには、値段を下げる必要があると思います。

 

じゃ~そんなことが出来る住宅販売会社が存在するのか?

そこで台頭するのが、新築の半額で物件を提供しているカチタスなんですね('ω')

 

ということで、後半は「日本の救世主、カチタスぶっ壊す新築神話!中古住宅を買う未来」というテーマでお伝えしていきたいと思います。

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