皆さんこんにちは('ω')
クマ男です🐻
今回話すテーマは⇩
オプティム社が日本の農業をドローン化する「好業績と将来性の魅力」
というテーマで話をしていきたいと思います。
さて、前回までの投稿では、日本の農業の将来性だったり、食糧危機について話をしてきました。
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日本の農業の未来予測 将来性は意外と明るいかも? - 山で隠居生活! 投資家サラリーマン クマ男ブログ
皆さんこんにちは('ω') クマ男です🐻 今回話すテーマは⇩ 日本の農業の未来予測 将来性は意外と明るいかも? というテーマで話をしていきたいと思います。  
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日本で食糧危機は起こる?国別でみた小麦 輸入量のランキングで推測 - 山で隠居生活! 投資家サラリーマン クマ男ブログ
皆さんこんにちは('ω') クマ男です🐻 今回話すテーマは⇩ 日本で食糧危機は起こる?国別でみた小麦 輸入量のランキングで推測 というテーマで話をしてい
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とはいえ、私のブログでは単に問題を扱うだけでなく、これを投資のチャンスと捉え、「今後どのような銘柄に投資していけばよいのか?」
それらについて今回の記事で扱っていきたいと思います。
農業関連の銘柄については実にいっぱいあるのですが、その中で今回は「オプティム社」について触れていきたいと思います。
オプティム社とは?
では、さっそく農業分野で成長性の見込める会社、オプティム社について解説を行っていきます。
まず最初に、この会社がどんな会社なのかお伝えしたいと思います⇩
⇧の資料は、オプティム社のHPで公開されている事業案内を引用したものです。
ご覧のとおり、パソコン、スマートフォンなどのIT機器を介し、企業や個人へソリューションを提供している会社になります。
「ソリューションってなに?」って思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、一言でいえば「困りごとを解決する手段や方法」です。
例えば企業が・・・
「パソコンが古くなったので、新たにパソコンを購入しました、これからデバイスのセットアップを各自で行ってください」
みたいなことになった場合、けっこう面倒臭くて、企業によってはデバイスのセットアップを各自で行ったりするのですが・・・
当然中にはまったく出来ない残念な人もいたりするわけですね(;'∀')
そんな人に対して社内の詳しい人間が代わりにセットアップしたり、電話などを使って指示をしたりするのですが・・・
ぶっちゃけ面倒くさい・・・
私もやったことありますが、いい加減にしてくれって感じです。
なんだけど、このオプティム社が提供しているサービスというのは、パソコンやスマートフォンなどのデバイスのセットアップを代わりに行い、それだけでなくメンテナンスやセキュリティー対策なども自動で行ってくれたりするわけです。
なんともありがたい救世主(^^♪
そして有事のときは、サポートセンターがリモートで対応してくれたり、必要であれば遠隔操作で問題を解決してくれたりします。
もちろん、今いったサービスは事業内容のほんの一部を紹介しただけで、その他にも幅広くソリューションを提供しています。
そんなITソリューションを提供しているこのオプティム社・・・
じつは多くの業界でシェアをとっていて、公共、学校、公益事業、金融業など、様々なところで使われ、そのシェアもなんと№1。
そして、国内MDM市場では11年連続№1。
(注釈:MDMとは、ノートパソコン、スマートフォン、タブレットなどを管理するシステムやソフトウェアのこと)
資料のとおり、驚異的なシェアと存在感を発揮しているのが分かるかと思います。
それもそうで、この企業の取引先も名だたるメンツが揃っていて⇩
主要取引先⇩
- NTTコミュニケーションズ株式会社
- 株式会社NTTドコモ
- 株式会社大塚商会
- キヤノンマーケティングジャパン株式会社
- KDDI株式会社
- 株式会社小松製作所
- ソフトバンク株式会社
- 西日本電信電話株式会社
- パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社
- 東日本電信電話株式会社
- 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社
- リコージャパン株式会社
※オプティム社HPより引用(https://www.optim.co.jp/corporate/information)
以上、日本を代表する企業ばかり・・・
何がいいたいかというと、日本国内においてオプティム社の信用力はとても高いと考えてよいのではないかということです。
さて、ここまでの話を聞いて『この会社の凄さは分かったけど、農業といったいどんな関係があるのさ?』
そんなツッコミが飛んできそうですが、実はこのオプティム社は日本の農業にも大きく関わっていたりします。
マジで凄い!オプティム社が提供する農業ソリューション
さて、オプティム社が日本の農業にも大きく関わっているとはどういうことか?
実は、このオプティム社はITソリューションを提供しているだけでなく、米も売っていたりします・・・
「え?って感じですよね(笑)」
上の資料はオプティム社のHPに掲載されているもので、ご覧のとおり全国各地のコメ農家と一緒にお米の栽培に取り組んでいたりします。
もちろん、オプティム社が田植えから収穫まで行っているわけではありませんよ(笑)
提供しているのはオプティム社のソリューションです。
ソリューションを農家さんに提供し、農家さんが作った米をオプティム社が全部買い取りしています。
めちゃくちゃ面白い取り組みですよね(^^♪
テクノロジー企業がまさかコメを販売するですよ?
で、ここで注目して欲しいのが、「一体どんなソリューションを提供して、どんな米を作っているのか?」
気になるところですよね(^^♪
それが、このオプティム社が提供している農業用ドローンです!
オプティム社のドローン
⇧はオプティム社のHPから引用した画像ですが、ご覧のとおり農地と思われる地域を悠々と飛行しているのが分かるかと思います。
では、この会社のドローンのなにが凄いのか?
実は、このオプティム社のドローン、農林水産省が公開している資料にも紹介されていて⇩
ご覧のとおり、この会社の自慢はなんといっても「ピンポイント農薬散布技術」です。
どういう技術かというと、ドローンが畑や田んぼの上空を飛行し、農地を空撮し、それをAIが解析。
害虫が作物についていないか解析し、害虫の位置が特定できたら、そこへ向かってピンポイントで農薬を散布してくれるといったもの。
これってめちゃくちゃ凄いことで、今まで米の減農薬、無農薬米がむちゃくちゃ値段が高い理由ってのは、害虫対策にかかる時間と費用がかかってしまうからなんですね。
それもそうで、人間の手で農薬を局所的にまこうとしたら、まずは目視で害虫を発見しなくちゃいけませんよね?
どんだけ時間がかかるやら・・・
じゃ~それを発見して、農薬をまくわけなんですが、それもなかなかの重労働。
でもオプティム社のドローンなら、それを自動でやってくれるわけです。
であれば、この会社のドローン技術が日本の農業で当たり前になれば・・・
農薬量を限定的にしたクリーンな作物が一般的になる可能性も秘めているわけで、
もしかしたら人間が健康的になって社会医療費の問題解決に繋がったりするかも・・・と勝手ながら思ってたりします(笑)
オプティム社のソリューションはなぜ日本に必要?大切なのは農業の省力化
さてさて、オプティム社の将来性、そしてオプティム社が提供するドローンはとても優れものだということが分かったかと思います。
これは私個人がとても重要だなと思っていることなんですが、そもそも重要なのは農薬散布の量を減らすことではありません。
今後の日本の農業にとってもっとも大切なことは「人間の手間を減らす省力化」だと思っています。
オプティム社に限らず、ドローンに限らず、農業における省力化は必須だと思っていて、それはなぜかというと日本の少子高齢化問題です。
⇩の資料をご覧ください。(※資料が小さくてみにくい場合は拡大してください)
⇧は農林水産省で公開されている資料になるわけですが、ご覧のとおり日本の農業は働き手が年々減少していて、さらに平均年齢も上昇傾向にあったりします。
この傾向は今後も続くと思われ、農業の働き手はどんどん減っていき、より高齢化も進むと思われます・・・
しかしながら、我々は食糧がなければお腹が空いて餓死してしまうので、生産量は維持し続けなくちゃいけません。
とはいっても、人手不足かつ高齢化で現状の働き方で生産性を維持するのはかなり無理ゲーです。
だからこそ、ドローンを使った農薬散布、無人トラクターなどで、人がその場にいなくてもできるシステムを構築するのが必須になるわけですね。
(※参考までにヤンマーが販売している無人トラクターの資料⇩)
ドローンだけでなく、⇧のような無人トラクターも日本の将来に欠かせない戦力になると思われます。
食糧自給率を高めなければいけない
問題は省力化だけではありません・・・
他にも日本が農業に注力しなければいけない問題があって、その問題はなにかというと「食糧自給率低すぎる問題」です。
農林水産省の公開データによると、2019年時点での日本の食糧自給率はなんと38%!
つまり、約60%近くの食糧を海外からの輸入品に頼ってしまっているってことです。
で、これのなにが問題なのかというと、今、世界では様々なモノの価格が上昇していて、食糧価格もグングン上がってきています。
そしてさらに厄介なのが急激な円安です。
上のチャートは、直近のドル/円の価格の推移になるのですが、もはや1ドル130円に迫る勢いでグングン上がってきているのが分かるかと思います。
なんと、2021年1月時点では1ドル104円くらいだったのが、今では約20%近くも上昇しています。
つまり、輸入品価格そのものの値段が約20%近くも上がっていることを意味するわけですね。
ただでさえ、食糧価格が上がってきているのに、円安が追い風となってさらに値段が上がっていく可能性が高いわけです。
となるとですよ・・・
日本は海外の安い食糧をバンバン買っていたわけですが、ここ最近は値段が明らかに上がってきていて、もはや安くなかったりするわけです。
当然、モノの値段が高くなり、しかも給料は上がらないので、お金の価値は目減りする一方・・・
このまま世界の食糧価格が上がっていったら日本人はどんどん貧乏まっしぐらです・・・(;'∀')
だからこそ、オプティム社などが提供しているテクノロジーを使い、少ない労力で大規模農業に移行し、食糧自給率を上げていく必要があるのではないかと思っています。
なので、私は農業分野において、テクノロジーをフル活用したビジネスがどんどん流行っていくのではと思い、この手の業界に出資していきたいと思っております。
投資すべき?オプティム社の業績と将来性
さて、最後に「オプティム社に是非投資してみたい!」って方もいらっしゃるかもしれませんので、直近の業績をみて終わりにしたいと思います。
まずは売上、営業利益です↓
ご覧のとおり、売上高は毎年右肩上がり!
めちゃめちゃ絶好調ですね(^^♪
営業利益は上下しつつも、毎年利益を出し続け、2021年の営業利益は爆上げしているのが分かるかと思います。
それと財務パラメーターで重要な自己資本比率も良好です↓
自己資本比率も約70%くらいの推移を維持していて、財務体質としてとても健全だと言えます。
しかし・・・
だからといって『よっしゃー、今すぐこの会社に投資しよ!』って思うのではなく、直近の株価の動きをみて判断してくださいね。
なんと~・・・って感じの値動きをしていますよね(;'∀')
2020年のピークから現在(2022年4月時点)では約70%以上も大暴落しているという、とても手を出しづらい状況になっているかと思います。
恐らく、この大暴落の理由は、日経平均の下落、そしてオプティム社の成長鈍化が嫌気されて売り込まれているのではないかと思ってたりします。
⇧は直近の売上で、2022年3Qまでの売上は前年を上回っていて問題ないのですが・・・
問題は営業利益ですね⇩
ご覧のとおり、昨年(2021年)の爆益から2022年の営業利益は伸びが悪い印象ですよね・・・
むしろ、2Q、3Qは前年を下回っていて、ちょっと心配な要素がうかがえます。
ただ、この理由は会社が成長するための開発費、人件費のコスト増によるだと思われるので、長期的にみれば今後も株価は上昇していくものだと思います。
もう一度チャートをみます⇩
下値を支持するかのように、オレンジの点線で反発しているのが分かるかと思います。
これは長期的なトレンドラインであって、これを割るようなことがなければ、基本的には上目線で上昇していくのではないかと思っています。
なので、直近の暴落はそろそろ終息し、上昇トレンドに転換していくのではないかと密かに思っていて、そろそろ小ロットですが買い出動に入ろうかなと検討してます。
ただし、ここ最近は世界情勢が目まぐるしく変化し、戦争も現在進行形で起きているし、これからアメリカの中央銀行(FRB)が「インフレ退治のため利上げをガンガンやっていきます!」みたいなことを言っているので、株式市場にとっては逆風です(;'∀')
もちろん、そんな状況も関係なしに上がる株は上がりますが、正直どの株がグングン延びていくのか分かりません。
でも、常に投資を恐れていては、いつまでたっても買い迎えず、気づいた時には注目株が大暴騰していたなんてことはよくある話・・・
だからこそ、少しづつ少額で安くなったところを、コツコツ買い向かうのが良いのではないかと思っているわけですね(^^♪
もちろん、私以外の方がこのオプティム社の株を購入する際は完全に自己責任でお願いします(^^♪