皆さんこんにちは('ω')
クマ男です🐻
今回は⇩
「若者の未来がオワコン化?」少子高齢化が進む日本の現状
というテーマで話をしていきたいと思います。
さて、皆さんは日本の将来に対してこんな不安や悩みを抱えていいませんか?
- 将来、年金をもらえる金額が少なくなり、老後資金が心配・・・
- 社会保険や税金が高くなり、それでいて給料が増えなさそう・・・
- 政治が高齢者ばかり優遇して若者の未来のことを考えてなさそう・・・
などなどです・・・
そして、この記事を書いている私自身も30代後半の人間ですので、今回のテーマについてはとても興味深いと思っています。
さて、この不安は本当に正しいのか?
本当に今の若者は将来大変な思いをすることになるのか?
それについて、現役世代の皆さんと一緒に学んでいきたいと思います(^^♪
高齢者が圧倒的多数のカオスな日本社会の始まり
さて、少子高齢化を語るうえでは、まずは日本の現在の人口、そして今後の未来を把握しておく必要がありそうです。
結論を言うと、今後の日本はかなりヤバイです(-_-;)
ということで、ヤバイ理由について、私が作った各グラフをもとに考えていきましょう!
まずは⇩のグラフをご覧ください🐻
⇧のグラフは、総務省の出しているデータをもとに作ったもので、過去1947年から現在、そして未来の人口の推移を予想したものです。(※2016年以降は推計値)
さて、これをみて皆さんはどう思われますか?
総人口を示す緑の線に注目してください。
明らかに日本の人口が未来に向かって恐ろしい勢いで減っていっているのが分かるかと思います。
2008年あたりをピークに、その後の日本人の人口は右肩下がりで、2050年には2000万人以上の人がいなくなる試算・・・
なにが歪なのか?
下のグラフをご覧ください⇩
これは、日本の生産年齢人口(15~64歳)と高齢者(65歳以上)の人口だけを切り取ったグラフです。
で、縦の「紺色の矢印線」と「オレンジ色の矢印線」が、1980年、2022年に2本引いてあると思います。
これは何を意味するのかというと、シンプルに現役世代の負担率を示しています。
これをみて皆さんはマジでそう思われますか?
どう考えたって、今後の日本は高齢者が圧倒的多数であり、これからの未来を担う若者たちはマジで大変な気がしませんか?
これは私の感情が少しのってしまって恐縮ですが、正直「ふざけんな!」て思ったりします。
このデータだけでも、日本の将来に関しては、わりと容易に想像できるのではないかと思います。
次の項では現役世代、特にこれからの時代を生きる10代、20代にとっての負担についてもう少し話していきます。
マジで辛い・・若者の負担は増し、日本社会はオワコン化
ということで、今の現役世代、そしてこれからの日本の将来を担う現役世代の負担について説明したいと思います。
率直にいうと、これも地獄のような状況が待っているかと思われます・・・
まずは下のグラフをご覧ください⇩
このグラフは、厚生労働省のデータをもとに作ったもので、日本の社会保障給付費の推移をあらわしたものです。
1950年から2020年に向かって、約120兆円ほどの爆上がりで、無茶クソ上がっていますよね?
注目なのは、毎年必ず上がっていて、数兆円規模で推移しています。
ちなみに社会保障給付費とは、皆さんよくご存知の、年金、そして医療や介護、あとは子育てなどに充てられるお金のことです。
で、それらのお金は私たちが毎月支払っている社会保険料、税金などで賄われています。
多くの方がなんとなく知っていることだと思いますが、会社員が支払う健康保険料、厚生年金など、むちゃくちゃ上がっていて、それらはジワジワ天引きという形で搾取されています。
だから消費税みたいな露骨なものでないから、その天引き額に気づいていない人が多いのも理由かなと思います。
それともう一つ、財務省に参考になる解説があったので、そちらを引用します⇩
社会保障制度の基本は保険料による支え合いですが、保険料のみでは負担が現役世代に集中してしまうため、税金や借金も充てています。このうちの多くは借金に頼っており、私たちの子や孫の世代に負担を先送りしている状況です。
出典:財務省HPより(https://www.mof.go.jp/zaisei/aging-society/society-security.html)
と、ご丁寧にこのように財務省さんが解説してくれております・・・
う~ん・・・なんだかクールに言ってくれていますけど、普通に頭にくる内容ですよね(笑)
お先真っ暗な未来の子供達に対して、ダメ押しの借金ときました・・・
これは堂々と、
「いいか!お前ら現役世代の子供や孫に俺たちが作った借金を背負ってもらうからな!お世話よろしく!」
って言っているように聞こえてしまうのは私だけでしょうか・・・(;'∀')
この⇩のグラフをみて、そんなこと普通に言えますか?
これは総務省のデータを用いて作ったグラフになります。
これから将来を担う子供達と高齢者の比率が逆相関しているのが分かるかと思います。
どう考えても、フェアではないですよね?
あまりにも不平等過ぎて、もはや笑えてきます(;'∀')
さらにこれだけでなく、もう一つ大きな問題があります。
それを最後にお話ししたいと思います。
長寿大国日本...でもそれは地獄の始まり
では最後にとっておきの問題を提起したいと思います。
それはなにか?
それは、日本の平均寿命の長寿化です。
でもそれには前提があって、あくまでも健康で自立できていることが前提です。
先ほども言ったように、日本人の生産年齢人口、そしてこれからの将来を担う子供世代は減少傾向にあります。
それでいて高齢者がたくさん溢れてくるわけですから、社会保障費はとんでもなく爆上がりするのは容易に想像ができます。
長寿化の根拠を説明するため、まず下のグラフをご覧ください。
上のグラフは厚生労働省、総務省のデータを参考に作ったグラフで、日本の高齢者の人口の推移、そして平均寿命の推移をあらわしたものです。
もはや言うまでもなく、かつての日本と、現在の日本はまったく別世界。
これからも高齢者はどんどん増え続け、平均寿命もグングンのびていきます。
しかも、85歳以上の人口が、2019年時点から、2040年には倍増する推計です。
さらにもう一つ恐ろしいデータをみていただきたいと思います。
これは100歳以上の人口と、総人口にしめる割合を示したグラフになります。
人口にしめる割合は大したことないですが、注目ポイントはその長寿化した人口の伸び率です。
なんと、100歳以上の高齢者は2019年時点から2040年にかけて約5倍になると予想されています。
「素晴らしい医療の進歩ですね!」と称賛したいところですが、現実的に喜べない状況だと思います。
どう考えたって100歳以上の方がバリバリ仕事でお金を稼ぐなんてことできませんよね?
それは85歳以上の方でも同じであって、きっといろんな健康上の問題やリスクを抱えている方が多いのではないかと思います。
これが何を意味するのか?
つまり、長寿化で働けない人が爆増し、医療費や介護費は爆上げ・・・
介護現場は弱った高齢者であふれかえり、少ない労働力でカバーしなければいけない毎日・・・
どう考えても、今後の若者の未来は地獄の消耗戦が待っているとしか思えないのは私だけでしょうか?
今、日本政府がやっていることは、この未来を見据えての政策をやっているのでしょうか?
無意味なマスクを配っている暇があったら、もっと彼らの未来を救うような取り組みをして欲しいと願うばかりです。
日本はオワコンだけど、チャンスもある
さて、ここまで超ネガティブなことを延々と話してきましたが、決して「これからの日本は沈没まっしぐらだ」ということではありません。
問題があるということは、それだけチャンスもあるというもので、いつの時代も人間は問題を解決してきたのです。
例えば、直近ですと新型コロナウイルスがまさにそうですよね?
重症化を防ぐためにワクチンが開発されたり、人との接触を避けるためにリモートワークが推進され、それに関係する機器やソフトがめちゃくちゃ売れたわけです。
つまり、今後に日本はオワコン化、カオスな未来が待っていることは未来予測として想像ができるわけですから、それを解決するような企業やサービスが出てくると思います。
なぜなら、それはビジネスになるからです。
で、肝心なのは、いかにそれらビジネスに私たちが加担できるかが重要であって、本当に日本の世の中を変えるような企業やサービスが出てきたら、それを応援するスタンスが重要だと思います。
それを否定するような人が未来も圧倒的多数であれば、本当に日本の未来はオワコン化するかもしれませんね。
最後にポジショントークで恐縮ですが、私はそんな企業にこれからもバンバン投資を行っていきたいと思います。
なぜなら成長産業にお金を預けていた方が、間違いなくリターンが大きいからです。
そのあたりに興味のある方は、私の他の記事を参照して頂けたらと思います。
以上、ここまでお読み頂きありがとうございました(^^♪