皆さんこんにちは('ω')
クマ男です🐻
今回のテーマは⇩
【「私たちは小麦の奴隷」ロシア産小麦の輸出量に依存する世界】というテーマで話をしてみたいと思います。
さて、2022年に入り、世界情勢がとんでもなくカオスな状況になってしまったので、ここ最近はエネルギーについて話をしていました。
では、次のどんな内容をお伝えしようかと思っていたのですが、とても良いネタがありました。
エネルギーと等しく大切な問題がまさに食糧でございます(^^♪
ということで、今話題となっている小麦について話をしていきたいと思います。
なぜ小麦が世界で話題になっているのか?
さて、なぜここ最近になって小麦が話題になっているのでしょうか?
そう!小麦価格がこれから爆上がりすると言われてるからですね。
じゃ~なんで小麦が爆上がりするのかというと、これも皆さんご存知のように、ロシア・ウクライナ問題が起因しているからです。
この問題が勃発するとなぜ小麦価格が高騰するのか?
この理由は至ってシンプルで、これから小麦の供給量が圧倒的に少なくなる可能性が高いからなんです。
ご存知の方も多いかもしれませんが、小麦の輸出量ではロシアは圧倒的1位・・・
ロシア小麦の輸出量は約3700万トン(2020年FAOデータより)で、なんと世界シェア約19%と、めちゃめちゃ強い!
それだけでなく、実はウクライナも小麦シェアをかなり持っていて、なんと世界5位の9%のシェアも持っています。
つまり、この2国だけで世界の約30%ほどのシェアを牛耳っているというわけです。
しかも、そんな2国はいま、どんぱちやっていて、ロシアもウクライナも自国の食糧を確保するために、小麦の輸出については「自粛します」的な方向に向かっているようです・・・
小麦の世界輸出の30%が消える世界
じゃ~ここで皆さんに質問です!
仮に小麦が30%もの世界供給(輸出)が途絶えたらどうなると思います?
小麦は世界3大穀物の一つであって、めちゃめちゃ食べられている大切な食糧です。
そして、人が増えれば増えるほど食べる人が増え、国が豊かになればなるほど食べられる傾向にある食糧です。
パンや麺、お菓子やケーキなんかも、全部小麦由来の食べ物ばかりです。
小麦製品は美味しくてやめられません。
小麦なしでは生きられない・・・
まさに小麦の奴隷ですね(笑)
⇩のグラフをご覧ください。
これは、世界人口と小麦の世界供給量の推移をあらわしたものです。
ご覧の通り、人口の推移と小麦は相関関係にあることが分かりますよね?
なにが言いたいのかいうと、これからも世界の人口は増え続けるというのに、小麦の供給が減少するということは、とんでもない小麦の争奪戦に発展するのではないかということです。
それが、小麦価格の爆上げが予想される最大の理由であると、私は思っているわけですね。
さて、次はこれがどのような影響として日本にやってくるのか?
そして世界にどのような変化を起こすのか?
勝手な私の予想について語っていきたいと思います(^^♪